いつの頃からだろうか?
味わうことがなくなっていたな、とつくづく思う。
子供の頃は、何かに夢中になると、時間を忘れるまでに、それに集中していた。
大人になると時間に追われ、いつしか自分のやりたいことも忘れてしまっている。
本当にやりたいことに辿りつかないでいることが多い。
人に流されたり、好きなことの優先順位を間違えていたりすると
満たされないものを何かで埋めたくなり、
無意識にすぐ自分に得られる快楽(漫画やお菓子)に走ってしまう。
上手くいかないことに、
わからないことに、
時間がないことに、
邪魔されることに、
イライラしたりしないだろうか?
そんな時は大元に辿りつかないと解決しない。
色々な思いがやってくる。
「出来ないかも」
「挫折するかも」
「諦めたくない」
「無理かも」
「時間の無駄かも」
「他にやらないといけないことあるのに」
などなど、
それに肯定的に答える。
「出来ないかも」 ⇨ 出来なければ違う選択もできるから大丈夫。 「挫折するかも」 ⇨ 挫折してもまたやりたくなる時がくるから大丈夫。 「諦めたくない」 ⇨ その気持ちも大丈夫だけどちょっと休憩してみたら。 「無理かも」 ⇨ 大丈夫。無理になっても、自分の気持ち大切にしたことは◯だよ。 今まで自分の気持ちを抑えていたものね。 「時間の無駄かも」 ⇨ どんな思いでその時間を過ごした? 「これを解決したい」 「心地よくなりたい」〜そんな思いを行動するってすごいじゃない。 大切にしたかったことを認めてね。 「他にやらないといけないことあるのに」 ⇨ 私の気持ちに答えて行動してくれてありがとう。 他にやらないといけないことをやってもいいし、やらなくてもいいから、 ちょっと今の作業をやめて深呼吸して、気持ちを感じてみてね。
・感情を一旦おいて自分と会話してみる。
・自分に優しく丁寧に扱ってあげる。
・ジャッジしない。
・肯定して自分で自分を愛してあげる。
そうすると、インスピレーションがやってきて、解決していく。
よかったとホッとするが
それまでの過程が大事だったことに気づく。
いつもベストなタイミングで、必要なことが起きている。
それを、自分の感情だけで舵をとって推し進めていくと、
大切なものを見失ってしまう。
そんなことに気づいた1日だった。
体を動かすことが好きで、バンクシアフィットネスを学んだ時に、
バンクシアフィットネスで一番大事にしていたことが
動かしたあとの余韻を感じきることだった。
自分の感情をジャッジせずに、受け入れ味わいきることを、
体でやっていたことに気づく。
今までの体験や学びが、すっとつながり、腑に落ちる。
それから、自分の所作に、自分のリズムに、自分の間と共にいる感覚が、わかるようになってきた。
その新しい感覚の中、過ごしていると、食事の時に舌の感覚までもが生き生きして、びっくりした。
今まで閉じていた感覚に、スイッチが入ったのかもしれない。
自分の感覚、感情、思いを味わいきること、
自分自身を知ることを、大切にしていきたい。
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