8月は、お盆もあり、先祖に思いを馳せる機会が多くありました。
今もその最中ですが…。
どうしても、親に対して、許せない気持ちがありました。
『どうしてこんな家系に生まれてきたのだろう』という許せない思いを抱えたまま、
命を繋いでくれたことに、感謝の祈りは、していました。
親や先祖に祈りながらも
私はふと『 許せていない恨みもどこかに抱えていたんだ 』
ということに気づきました。
私ずっと 許せていないこと”を許せない という思いを、届けているだけだったんだと。
ありがとうと言っているのに、
「何で親に対してこんな育て方をしたの」とか
「何で人の批判や悪口を言うことしかできなかったの」とか
「何で自分たちだけがすごい人で、親をいじめるようなことをしたの」などなど
の思いが出てきたので、
そこは見ないように「命を繋いでくれてありがとうございます」と祈っていました。
しかしながら、その押し込めた思いをいつの間にか忘れてました。
いや、嘘ですね。
見ないようにしていました。
それでも毎日祈っていると気づきました!
この思いを昇華しないと恨みを届けていることになる!
やばい〜〜
でも不思議なんですよ。
恨み(怖い言葉ですね)を持っていたくありませんが(笑)
恨みよりも怖いものは
許せない(恨みを持っている)自分を許せないことでした。
許せない(恨みを持っている)自分を許すのにはどうしたらと思うかもしれませんが、とっても簡単です。
許せない自分に気づく。認めてあげることだけでした。
気づくだけで自動的に自分を許すスイッチが入るんです。
すごいですね。
人生は不思議なもので自分のステージが上がった時しか
わからないことが多いです。
何でこんなことされたんだろうとか
何でこんな環境だったんだろうかなどなど
それがもどかしくもあり、ついつい いま知りたい と思ってしまいがちです。
許せない自分を、許せなかったことに気づいた時、
ふっと軽くなったような気がしました。
許せていなかったことは自分じゃどうすることも出来ないから許せていなかった(恨んでいた)だけ。それは自分のことかもしれないし、他人に対してかもしれませんが、
まずは、自分に対して、許せないことを許してあげてください。
それだけでも変わってきます。
もしかしたら、他人を許すよりも、自分自身の思いを許すことの方が、難しいのかもしれません。
そして、今抱えている問題も、ずっと祖先が抱えていた問題なんだと気づく頻度が、増えるかもしれません。
今は不思議と祈る時に、その恨んでいた気持ちが出てきません。
もしかしたらまた許せない気持ちがやってくるかもしれませんが、
もしそういう時がやってきたら、
許せないことを許していない自分に気づいていきたいと思います。
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