小さすぎず大き過ぎず自分に合うものを

整える

バレエ教室で「バレエシューズがあっていないんじゃない」という話になりました。

自分が履いているバレエシューズを見ると、左右しまりが違っているではありませんか。
片方のゴム紐が中に埋もれてしまっていて、バレエシューズが綺麗に足の甲に沿っていません。

ゴム紐が埋もれてしまう前の状態は、

少しサイズが大きい感じはしましたが、
ゴム紐を、めいいっぱいひっぱって結び、使っていました。

ゴム紐をバレエシューズの中に入れ込む際、その長さも気になりましたが、
何もしないまま月日は流れて行き、
いつの間にか結び目が解け、片方のゴム紐が中に埋もれていたのです。

このままではいけないと、埋もれたゴム紐を外し、
半日かけて、ゴム紐を細い通り口に入れるために格闘しましたが、
細い通り口、最後のところでゴム紐が出てきません。

格闘しながらも、これは、『今までの生き方だったんだ』、ということに気がつきました。

つま先が、しっかり使えているかは、ぶかぶかだと、外からは判断できません。

それなのに、そこをスルーしていました。

意識して使うには、外からの要素(見て確認すること)も必要です。

大きすぎると思っても、なんとか調整すればと思い、気になることもそのままやり過ごす。
(足の指を)使いこなしているかどうか、あやふやなところで止まっている。

でも、このバレエシューズの出来事は、『ジャストサイズじゃないとダメだ』、ということに気が付かされました。ゴム紐が使い物にならなかった現象も、大きいまま取り繕うことは出来ないことを示してくれていました。

ならばジャストサイズ購入でいこう。

これからはジャストサイズで歩んで行こう。大き過ぎず小さ過ぎず。

そして、不具合が出る前にきちんと対処していこうと思えた出来事でした。

腑に落としていくには(使いこなしていくには)、内と外の要素が必要。
内面も外面も必要。
意識があって形になる。
形があって意識が整う。

普通の靴も洋服も、そうやって自分に合わないものを、なんとなくでやり過ごしていませんか?

ぶかぶかになってしまったジーンズも、もうちょっと痩せてから新調しようと思っていましたが、
『今自分に合うものを身につけるときなんだ』、と気づきました。

自分に合うものを新調したら、
使いやすいようにしっかり整えることを忘れずにしていこうと思います。

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