母の鼻の毛穴の黒ずみ、角栓が気になり、泡立ってて洗顔したり、ホットタオルで毛穴を開いて洗顔しましたが奥に詰まった汚れがとれません。
”そうだパックをしよう”と
家にあったクレイ(粘土)と精油、水でクレイパックを作り試してみました。
クレイパック後、毛穴は締まり、奥に詰まった汚れもだいぶとれてお肌もしっとり、弾力を取り戻した感じです。何度かやっていくうちに汚れもとれてくる予感♪ またご報告しますね。
母はきれいになった肌を何度も見たり触ったりして
「肌が白くなった。顔が上がった。毎日パックしよう」とスイッチが入りました(笑)
(さすがに毎日は肌に負担がかかるので様子を見ながらとなりました)
何度かクレイパックはしたことがありますが、こんなに効果を実感したことはありませんでした。
何よりすごいのはパック後の顔の体感が変わり、それが日にちが経っても持続しているのがわかること。デトックスされて、体が変化しているのが実感できることです。
そしてまたクレイパックをしたくなるのです(笑)
顔が明るくなると心も明るくなりますよ〜
クレイパックの作り方
材料 (1回分) □ クレイ 大さじ1杯 □ 水 or 精製水 大さじ1杯 (お好みで フローラルウォーター or ハーブティー) □ 精油がある場合 1滴
必要な道具 □ ガラスや陶器のお皿 □ 木のヘラ(スプーン)
作り方
① クレイに水を加えてよく混ぜペースト状にする。軟らかさは好みにより調整。(私はこの分量でいい感じでした少しゆるい感じもしたので水控えめでもいいかなと思いました)
② 精油1滴を入れて、さらに混ぜ合わせる。(精油なしの場合は③へ)
③ 目や口の周りをさけ、顔全体に塗る。※首もおすすめ(塗る前の洗顔はクレイ自体が汚れを落とすのでメイクを落としぬるま湯で軽く洗った程度で大丈夫)
④ 少し乾いてきたら、ぬるま湯で洗い流す。(私は5分から10分おきました)
⑤その後は必ず化粧水やフェイスオイルなどで肌を整える。
※ 保存する場合は、密閉容器に入れ、冷蔵庫で約2週間
美容・ヒーリング用のクレイは、カオリナイト、イライト、スメクタイトの3種類で比率が変わることにより吸収作用が変わります。順番通りに吸収する力が強いですが、皮膚刺激も感じることがあります。
カオリン…カオリナイトを主に含むことが多い。
モンモリオナイト…スメクタイトを含むことが多い。
グリーンクレイ…イライトを含むことが多い。
単純に色だけで吸収作用は選べないようです。
私はカオリンを使用しました。色々な種類を試したくなりますね。
(美容・ヒーリングに適したクレイを使用してください)
クレイについて
クレイとは天然鉱物の粘土のこと。多くのミネラル分を含んでいます。
粘土の特性は吸着力 、砂粒よりも細い粒子でできています。
とてつもない年月をかけて火山灰などが風化し、風にふかれ雨にさらされて集められ、だんだんと積み重なって、土や落ち葉などの有機物と混じり合って粘土になっていきます。
粘土の主な特徴はデトックス作用とミネラル補給です。
マイナスイオン化した表面積の比率が大きい構造です。このマイナスに帯電した莫大な表面が強力な吸着力を発揮することが分かっています。マイナスに帯電したクレイ分子表面が、プラスに帯電した老廃物、重金属などの毒素を引きつけ、さらにクレイ分子中に吸着し、クレイとともに体外へ排出するというのが、クレイの主な作用メカニズムです。同じ構造からクレイの表面は水分を引き付け吸収する力があります。吸水したクレイはマイナスイオンの吸着作用によって浸透圧を引き起こし、デトックス作用を発揮します。
具体的なことはまだ解明されていませんがクレイを利用することで体内のミネラル値は上がることは確認されています。
大地のエネルギーを癒すクレイセラピー 著者 福島麻紀子さん フレグランスジャーナル社
ミネラルの主成分はシリカが40%〜60%。シリカは人間の肌や髪、爪、血管や内臓などの各組織の形成に欠かせないきわめて重要な成分です。様々なミネラルの割合からクレイを選び取り入れる考え方もあるようです。
クレイは各種ミネラル元素の集合体でできています。
大地のエネルギーを癒すクレイセラピー 著者 福島麻紀子さん フレグランスジャーナル社
主成分はシリカ(ケイ酸)で通常40〜60%ほど、それ以外に含まれるミネラルはカリウム、カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、亜鉛、銅、ナトリウム、塩素、マンガン等いずれも酸化した状態で存在しています。その他多種多彩のミネラルが複雑に含まれています。ミネラルの成分構成によってもクレイの特徴は変わってきます。
しかしながら、ぜひ知識は一旦おいて、クレイを体験してほしいと思います。
アロマテラピーを何十年愛用していましたが精油の凄さしか感じなかったのです。
自分の体が整っていく感じを体感したクレイパック。一言で言うなら共鳴でしょうか。
香りで選ぶと共振しますが、作用で選ぶとなかなか共鳴まで感じ取れませんでした。
作用で選びがちなことがありませんか?
足りないものを補充するという意識になりがちですが、
不要なものをとり、本来の機能を発揮できるように整え、そこで足りないものを補う
こういうあり方に気づかされたクレイパックでした。
クレイは、地球の成り立ちを肌で感じ取ることができます。
簡単にできるアーシングぜひ試してみてくださいね。
おすすめの本 「大地のエネルギーを癒すクレイセラピー」 著者 福島麻紀子 さん フレグランスジャーナル社
クレイパックを楽しむ
みなさんの自分へのご褒美は何ですか?コロナ下で大きく変わってきていませんか?
日々、何が大事で何が大切か? 自分の奥深くにある答えを見つける作業が不可欠になりました。
自分と向き合い、自分自身で考え、答えを一致させ、行動する。
そんな日々のレッスンの中で、楽しんで生きることを、是非ライフスタイルに取り入れてくださいね。
ステップ2 クレイを選ぶ(精油を選ぶ)♪
ステップ3 クレイパックを味わう ♪
精油(エッセンシャルオイル)について
精油は、植物から抽出された成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質。エッセンシャルオイルとも呼ばれます。植物に含まれる時よりも成分は70〜100倍ほど濃縮されています。
精油はキャリアオイル(植物油)などの基材で希釈して使用します。今回はクレイと水が基材になります。
心、体、皮膚に対して作用し美容効果もあります。
一つの精油でも色々な作用を持っています。例えばラベンダーだと抗菌、抗炎症、鎮静、鎮痛、催眠、抗うつ、筋肉弛緩、皮膚細胞活性などまだまだあります。
精油によって作用は異なりますが、美容効果でいえば皮膚細胞活性作用、皮膚軟化作用、収れん作用、皮膚分泌作用、解毒作用などを持ち合わせている精油がいっぱいあります。
精油の扱いには注意が必要です。禁忌もありますので使用する際は注意していきましょう。
100%純粋で天然の精油を使用しましょう。セラピーグレードのエッセンシャルオイルはおすすめです。
【注意事項】
・精油は目に絶対入れないようにしてください。
・内服は原則として行わないでください。
・原液の使用はしないでください。
・赤ちゃんには使用しないでください。
・柑橘系は光毒性がある精油があります。
日光に当たると紫外線に反応してシミになることもあります。
・必ずパッチテストをしてから行ってください。
・小さいお子様やペットがいらっしゃる方は精油を手の届かないところに保管してください。
・精油は引火性ですので火気に注意してください
・精油は製造時より成分の変化が始まっています。
一度開封したら1年以内を目安に使い切りましょう。
何だかとっても難しく感じるかもしれませんが、それ以上に素晴らしい恩恵があります。
スキンケアに効果がある精油例
普通肌:ゼラニウム、ネロリ、フランキンセンス、ラベンダー、ローズオットー、カモミール・ローマンなど
敏感肌用:ネロリ、ラベンダー、ローズオットー、カモミール・ローマンなど
油肌用:ゼラニウム、ネロリ、ローズマリーなど
乾燥肌用:カモミール・ローマン、ネロリ、ローズオットー、サンダルウッドなど
社団法人 日本アロマ環境協会 アロマテラピー検定 公式テキスト 1級より引用
(社)日本アロマ環境協会ではトリートメントの際の希釈濃度を1%以下の目安で考えていて顔などは0.5%にしています。10mlに1滴。
どの精油を選んでいいかわからない方に各精油(53種類)ごとに 心、体、肌にどのように作用するかが書かれた一冊
いちばん詳しくて、わかりやすい!アロマテラピーの教科書 著者 和田文緒さん 新星出版社
内容
アロマテラピーの基礎知識、セルフケア(アロマクラフト・アロママッサージ) 精油・キャリアオイルガイド、セルフケア症状別ガイド 赤ちゃん、子供、入院中、動物、掃除・洗濯のアロマ
コメント