旧正月を前に導かれた神社がありました。
鹿児島市内だからと誘って頂き、
天之御中主(妙見)神社に足を運び参拝しました。
住宅地の中にありますが足を踏み入れると空気が澄んでいて神気を感じます。
「これをやろうと思って」と言われた先の説明板にすごすぎることが書いていました。
実は、お正月前にしめ縄玉飾りを作った時や着物を着たときに感じた『結ぶ』という行為の感覚が忘れず、『結び』の意味を知りたいなと思っていたのです。
古来より我が国では、万物全ての始まりは産霊(結び)の力から生成されると信じられてきた。
妙見神社社務所 2022.1.28
紙縒(こより)の呪力には、糸、紐、縄などに共通する霊的な力で物を結ぶ「魂結び」機能がある。
江戸時代には、心を寄せる相手を思い紙縒を、神社の格子や神木に結びつけ、結婚を祈願するということが行われていた。また紙縒は、水引として用い色の染め分けや結び方などによって、吉凶の別が生じる。ヒモの語源は「引き結ぶ」からきていると云われる。
『結び』の意味を知ったので
これからは日常のいろんなところで応用していきたいと思います。
普段、日常で『結ぶ』という行為はないですか?
着物は流石に非日常でしか着ませんが、靴紐を結ぶことはあります(笑)
他には
エプロンを結ぶ
髪を結ぶ
紐を結ぶ
リボンを結ぶ
縁を結ぶ
などなど
意識して使うことで楽しくなりそうです。
天之御中主(妙見)神社
〒890-0073 鹿児島県鹿児島市宇宿6丁目7-1 TEL099-264-0011
御祭神
天之御中主神(妙見様)
八宝除・方除・厄除開運・福寿増益の神
安産(子宝)守護・縁結びの神
相殿神
市杵島姫命(弁天様)
金運隆昌・福徳開運・芸能の神
菅原道真公(天神様)
学業上達・受験合格の神
大己貴命(大黒様)
殖産興隆・福徳開運・農漁業の神
少彦名命(恵比寿様)
医薬・商売繁盛・海上安全の神
御由緒
妙見神社は三国名勝図会十九等によれば藩政時代には妙見廟として、薩摩の名社として伝えられおよそ八百年の昔(土御門天皇の御代)、正治年間(鎌倉時代の初期)薩摩の人々を苦しみより助け、福寿増益を計る為に紀州那智山よりお迎えし、霊験特に明らかなりとして、都鄙の人常に信詣す、とあります。
社伝によると相殿の神々はそのころお迎えしたとあり、天神様は江戸時代中期の頃の御鎮座で太宰府天満宮よりお迎えしたとあります。当社にあっては、特に古来より八方除等の守護神としてご霊験あらたかに座し、方除・家相・星祭・厄年・霊障などに由来するすべての禍事災難を取り除き、人々の一生(運)を司り、福徳開運をもたらし、日々の暮らしに限りない恩恵を与えて下さる御神徳は実に広大無辺でございます。(妙見神社説明板より)
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